気持ち悪い
突然知り合って、突然好きになって、突然近づいて、近づいた気になって、それからはずっと怯えて、思い出したみたいにふっと幸せになって、次の瞬間また直ぐ怖くなって。
彼の何がここまであたしをだめにしてるんだろう。
彼の何がここまであたしを魅力してるんだろう。
TKが歌うよ。その通り。大正解。超、正確。
生粋の鼻筋フェチだからあたし。あんなにきれいで噛み付きたくなりそうで折りたくなりそうで、そんな、鼻してたからかな。だからそこが、そのせいで未だ好きなのかな。未だそこが好きなだけかも。最後に一発殴って鼻血でも出してやりたかった。
あんなに自分好みな鼻した人ともう会えない気がする。
どの角度から見ても本当に素敵な鼻だった。ああああ。
あの華奢な骨格とか。あの笑うといかにも悪そうな口元とか。人を見下したような目とか。足首とか。色の白さとか。アタマ悪い癖にかしこそうな眼鏡かけちゃってるとことか。でもやっぱり明らかにアタマ悪そうな髪の色とか、女子みたいな髪しやがって。
分かった。
好みな2Dキャラがそんままこっち来たみたいな奴だったからだ。
はあ、納得。
あの時すすめてくれた映画、多過ぎて全部覚えてない。
全部思い出して、全部観たい。会話も全部思い出したい。運転して通った道も、全部思い出したい。
思い出して、どうしよう。
時間が経てば経つ程に、日毎に、未練が増すのはどうしてですか。
いやです。
こんなのない。
ごめんね。
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